キャリア教育コーディネーターって?

キャリア教育コーディネーターは、地域社会が持つ教育資源(企業・人・もの・自然など)と学校を結びつけ、児童・生徒等の多様な能力を活用する「」を提供することを通じ、キャリア教育の支援を行うプロフェショナルです。

学校には、その授業で児童・生徒にこういった姿になってほしい、という「ねらい」があります。
キャリア教育コーディネーターは、学校教員の想いやニーズ、授業のねらいなど、支援に必要な情報を教員から引き出し、キャリア教育に関わる授業プログラムの開発や、ねらいに合った学校外の人材を学校と繋げるなど、キャリア教育に関わる様々な活動をしています。具体的には、インターンシップや職場体験のコーディネートや、学校に社会人をお呼びする社会人講座や職業講話のコーディネート、探究的な学習のプログラム開発、コミュニティスクールの推進などが挙げられます。

学校現場でキャリア教育を実践しようと思うと、学校の教員は通常の授業や指導、部活動や保護者対応で多忙を極めており、対応しきれない状況にあるのが実情です。また、企業など地域側は、教育に興味はあり、学校と連携したくても「どうやって学校とつながればいいのかわからない」「どんなプログラムを実施すると効果的なのかわからない」という声が上がってきています。

キャリア教育コーディネーターは、キャリア教育に関わるプログラムを実施するにあたり、学校と地域(企業など)を繋ぐ「架け橋」や「通訳」的な役割といえます。学校と地域の間に立ち、それぞれの立場や要望をうまくプログラムに組み込ませ、双方がWin-Winになることを目指しています。

キャリア教育コーディネーター育成研修

研修には、キャリア教育の基礎基本を学ぶ「キャリア教育実践基礎講習(エントリーコース)」と、学校現場でコーディネートの実践力をつける「実践コース」があります。

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